2012年9月17日月曜日

建物の寿命とメンテナンスについて(前編)

こんにちは!堤です!
今週もはじまりました。ハリキッテまいりたいと思います。

本日は、まさに今の私の気持ちを語ってくれている、文章を発見しましたので、
是非とも紹介させていただきます。

悲しいことに日本の「家の寿命」は、木造の場合は30年程度と言われています。
この寿命だと、たくさんの想いを込めて建てたのに、
ローンだけ残って形が残らないってことですね。
しかし、点検やメンテナンスをしっかりとしてあげると家の寿命は延びるのです。
巷で言う「長期優良住宅」を建てたからって、何もせずほったらかしじゃすぐ痛みますよ。
家とは少し違いますが、京都・清水寺を代表とするような寺院建築は、何年残っていますか?
また、優良住宅など取っていない古民家も、100年以上残っているなんてザラです。
これは、建物(家)に定期的にメンテナンスをした証拠です。
建物の寿命は「設計力」「施工力」「材料の良し悪し」「メンテナンス」で決まります。
日本の設計レベルは高く、施工力も昔の匠の技術は落ちてはいるものの、
コンピューターなどにより、施工精度は上がっている。
木造でも100年は持つはずなのです。
あとは、「材料の良し悪し」と「メンテナンス」。
「材料」の良し悪しはまた改めて書くことにしますが、
「メンテナンス」は住む人たちが、家とどう向き合うかによって変わります。
-住育ライフ 日吉さんの文章より-