2012年11月24日土曜日

第六章 忘れてはいけない外構・庭

第六章 忘れてはいけない外構・庭

注文住宅を建築会社に頼むと、一般的に外構・庭工事は別途工事となり、
業者も全く別になることがほとんどです。

私は、外構や庭も住宅の一部として考え、一緒に設計していきます。
これは、全体の美しさや調和ということだけでなく、
道路と敷地と家の高低差の問題をクリヤするためです。
この高低差の調整を失敗すると単に住みにくくなるだけでなく、
水はけの問題が発生し、深刻な状態になる場合があるのです。
外構と庭も間取りづくりを始めるときから並行して考えてください。

「家と庭」で「家庭」です。
外構・庭を外部の空間とつなぐ大切なばとして認識しましょう。

TAPが創業して一件目にさせていただいた家と庭です(^o^)丿
           初心忘れべからず・・・(^_^;)

第五章 飽きのこない数寄屋のデザイン

第五章 飽きのこない数寄屋のデザイン

日本の住宅の9割近くが木造です。そしてそのほとんどが、
日本の伝統的な建築工法を基にした在来軸組工法で建てられています。
その伝統的な日本の木造住宅の美の極地とされているのが数寄屋です。

数寄屋は木材を一番美しく見せるための表現方法の一つです。
数寄屋造りの家を私はこれまでに多く設計してきましたが、
数寄屋を一言で語ることは大変難しい事です。
あえて数寄屋をわかりやすく言うと和風を細く薄くデザインし、
それに合った素材を使った造りをいいます。

数寄屋は頭で理解するものでなく、体で感じるものです。
四日市市なら鵜の森公園に泗翠庵という茶室がありますので
そこでゆっくりお茶を飲みながら、体で数寄屋を味わってみてください。

TAP2013年数寄屋カレンダープレゼントします。今すぐ・・

2012年11月13日火曜日

18段のゆるやかな階段(後編)

続き
階段を18段にすると、一段の高さが16.5㎝になり負担も軽くなります。
ゆるやかになり安全性が増すのです。
毎日この18段の階段を上がり下がりするだけで老人の健康維持にもつながります。
14段の階段の家が多いのは、既製品化され業者にとってまことに
都合の良いものとなっているため、それが主流となっているのです。
階段を増やすと階段部分の面積も大きくなり間取りも難しくなり、
材料もかかり大工さんも作業が大変になります。
しかし、階段の段数を18段にし、1段の高さが16.5㎝になると、
そのメリットは予想以上に大きいのです。
百聞は一見にしかず。一度18段の階段を体験してみてください。
※18段の階段について、もっと詳しく知りたい方は、
小冊子を書いていますので、ご要望いただければプレゼントいたします。
今すぐどうぞ・・・(^_^)v


2012年11月12日月曜日

第4章 健康と安全を守る18段のゆるやかな階段

私は新築される方に特におすすめしていることがあります。
それは、一階から二階に上がる室内階段を18段にすることです。
通常の住宅の場合の階段は13段から14段で多くても16段です。
18段の階段をつくっている会社は、全国でも稀だと思います。

なぜ、私が18段の階段をお勧めしているかというと、
健康と安全が守れるからです。
通常の14段の階段だと1段の高さが21センチになります。
肉体的に健康な成人には全く問題はないのですが、
老人、子供、妊婦、けが人には、21センチの高さが体に負担を与えてしまうのです。
続く・・・
 
2013年のカレンダーが届いております。希望の方はプレゼントいたします。
宅急便の届く住所・氏名・電話番号をお知らせください。

2012年11月9日金曜日

家づくりアドバイス 収納

第三章 家族の会話が増える間取りのつくり方

5の④ 収納

収納はできるだけ多く考えましょう。
ただし収納を多くとりすぎると、家も大きくなり、
また部屋のつながりなどいろいろと問題も出てきます。
その場合、ただ収納をいっぱいとろうとするだけでなく、
どこに何を収納するのかをできるだけ具体的に細かく考えてください。
収納を無駄に作り過ぎても、いらない物が増える原因にもなります。

11月5日に三重県建築設計事務所協会の研修で、今何かと話題の浜岡原子力発電所の視察研修に参加してきました。この問題は、いろんな考え方がありますよね!(@_@)

2012年11月2日金曜日

家づくりアドバイス 客間

第三章 家族の会話が増える間取りのつくり方

5の③ 老人室及び客間
老人にとって朝日の当たりすぎる場所は、あまり良いことではありません。
朝日は紫外線が強いため、体力のない老人にはきついのです。
深い庇などを付け、夏の西日対策を考えて設計すれば、
西向きの部屋は冬暖かく、老人にとっては快適な部屋となります。

また、客間は使用頻度が少なく、午後から夕方に使われるケースが多いので、
良い場所に客間を配置するのは非常にもったいない事です。

  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・

客間といえば、お茶出し・・お茶といえば、茶道・・てなお話で・・
先日、久々に公の場でお点前させていただきました。見てやってくださいまし・・・

堤 久夫のブログ
御園棚のお点前です。

堤 久夫のブログ
半東もやりました。

堤 久夫のブログ
なんと宗家の皆さんも見えました。
一番手前が、千宗室お家元です。